池上彰の行動経済学の解説はどんな感じ
行動経済学の入門ということで、手にとってみました。何十冊と行動経済学の書籍を読みましたが、池上彰さんはどういった内容なのか。とても興味深く読ませていただきました。
入門書としてはアリ
本を見開くとわかりますが、半分は絵になっています。なので、文字数が少ないんですね。なので、サクッと読めます。実際、ボクは40分もかかりませんでした。と言うのも、内容的に知っていることしかなかったからなんです。
それを踏まえたうえで、シンプルで分かりやすいんじゃないかな?と感じました。
行動経済学と言うと、堅苦しく感じますよね。でも、この書籍は一切堅くない。気軽に読めて「あ~、なるほど」とうなずけます。
読書家の方からすれば、読み応えが少ないと思います。でも、入門書という観点からみると「こんなモンだな」と(笑)
それでいて、一通りは解説されています。でも、だからこそ、行動経済学をかじった方なら物足りなさを感じるでしょう。色んな部分を考えると、高校生ぐらいまでに読んでおいてもいいかな?といった印象です。
キッカケとして
本書は行動経済学を学ぶためのキッカケにすればいいでしょう。これを機に、深く学んでみるのも面白いでしょう。
もっとも、本書でぼんやりと行動経済学が分かる程度でも問題ありません。世の中の経済について考えることもできます。経済学での矛盾点を行動経済学で証明しているので、むしろ、経済学は学ばなくてもいいのではないでしょうか。
そして、お子さんがいる家庭なら読ませてあげるのもいいでしょう。キッカケにするには十分です。
興味を持つかは本人次第ですが(笑)
