池上彰の行動経済学入門レビュー!入門の観点で読んでみた

書評

池上彰の行動経済学の解説はどんな感じ

評価 :3.5/5。

行動経済学の入門ということで、手にとってみました。何十冊と行動経済学の書籍を読みましたが、池上彰さんはどういった内容なのか。とても興味深く読ませていただきました。

入門書としてはアリ

本を見開くとわかりますが、半分は絵になっています。なので、文字数が少ないんですね。なので、サクッと読めます。実際、ボクは40分もかかりませんでした。と言うのも、内容的に知っていることしかなかったからなんです。

それを踏まえたうえで、シンプルで分かりやすいんじゃないかな?と感じました。

行動経済学と言うと、堅苦しく感じますよね。でも、この書籍は一切堅くない。気軽に読めて「あ~、なるほど」とうなずけます。

読書家の方からすれば、読み応えが少ないと思います。でも、入門書という観点からみると「こんなモンだな」と(笑)

それでいて、一通りは解説されています。でも、だからこそ、行動経済学をかじった方なら物足りなさを感じるでしょう。色んな部分を考えると、高校生ぐらいまでに読んでおいてもいいかな?といった印象です。

キッカケとして

本書は行動経済学を学ぶためのキッカケにすればいいでしょう。これを機に、深く学んでみるのも面白いでしょう。

もっとも、本書でぼんやりと行動経済学が分かる程度でも問題ありません。世の中の経済について考えることもできます。経済学での矛盾点を行動経済学で証明しているので、むしろ、経済学は学ばなくてもいいのではないでしょうか。

そして、お子さんがいる家庭なら読ませてあげるのもいいでしょう。キッカケにするには十分です。

興味を持つかは本人次第ですが(笑)

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