少子高齢化とAI技術

AI関連

少子高齢化でもこれからの日本は強い!

AIの進化が思った以上に早く、近い未来に期待を持っているのはボクだけでしょうか?AIに仕事を奪われると考える人もいるでしょう。子どもが少ないことで、年金問題もあります。外国人労働者に依存している部分もあります。

しかし、だからと言って、日本はこれからもドンドン衰退していくのでしょうか?逆に少子高齢化だからこそ、AIの技術を使い、繁栄できるんじゃないかと思っています。

AIと人間の仕事関連

日増しにAIがする仕事は増えていきます。自動運転技術もそうですし、工場のラインもそうでしょう。システムとAIが融合すれば、事務作業もなくなるのかも知れません。

パワードスーツを着れば、お年寄りも元気に動けるでしょう。コンビニやスーパーも無人レジになると思いますし、農業も自動化されていく。教育現場でも様々な変化があるでしょう。冷蔵庫に食べ物が少なくなってきたら自動で発注できると思います。

ボクの足りない頭でも、これぐらいは想像できます。

自動化が進めば進むほど、日本は有利になるんじゃないかと考えているんですね。ここに上げがAIの仕事が実現したとします。すると、労働力が余りますよね。

でも、少子高齢化で若者が少ないことで人間にしか出来ない仕事ができます。そして、他国のように人が多ければ仕事の奪い合いになりかねません。1つの仕事に人が集中するからです。だから、日本ではAIに仕事を取って代わられる心配も少ないでしょう。

自動でできる仕事はAIに任し、人間にしかできない仕事は人間がする。

そうやって、棲み分けて仕事をしていれば少子高齢化も悪くない。むしろ、有利になると考えます。ただ、その自動化の仕組みが出来上がるまでは少しキビしい状況が続くでしょう。

失われた30年を取り戻すために

みんな失われた20年て言いますが、もう30年以上経ってるんですよ。何10年もサバ読んでんの(笑)まー、そこは置いといて。

バブル崩壊以降、日本は停滞しています。国債も増える一方です。そして、10年前後で年金の負担も大きく変わってきます。受給者1人に対し、若者が1人でまかなうことになるのは明白です。しかし、そこを乗り切り、AI技術が発展することは日本は息を吹き返すことができます。

そう、労働力不足のあだが転換して返ってくるのです。

チャンスはここしかありません。ここで再興できなければ、日本はオワコンだと言ってもいいでしょう。それぐらい激動の10年です。

具体的に何をすればいいのか?

それは、AIを使いこなすこと以外にありません。少数でAIを回し、GDPを高めていくしかありません。政治批判をするわけではありませんが、今の政治のままでは日本の将来は明るいとは言えませんからね。税金を上げる施策だけでは、良い政治とは言えませんよ。

本当に必要なのは、経済成長を実現して税収を増やすこと。そのためには、AIやロボット技術を活用してGDPを押し上げる仕組みを作らなくてはいけません。

言ってみれば、日本が先駆けして新しいモデルを構築する。AI技術を牽引するぐらいの勢いが必要でしょう。

次世代につなげる教育

日本の教育において、最も足りていないのはお金に対する知識です。未だに戦前の教育を押し通りている。サラリーマンに仕立て上げ、税収を確保する。そんな教育です。

年功序列が崩壊して、サラリーマン自体にアドバンテージはありません。

日本の教育は時代遅れそのものです。お金に対する知識もなく、マーケティングを教えるわけでもありません。「個人で稼ぐ力」が必要な時代に、必要な知識がない。これは、未来を担う子どもたちの損失でしかありません。

飛び級精度がないのもネックの1つです。学校では、勉強があまりできない子を中心とします。ですが、勉強ができる子には無駄な時間になりますよね。これは、時間の無駄を生むだけでなく、子どもたちの才能を抑え込む構造そのものです。言い換えれば、若者の成長が止まってしまう。

世界を見渡せば、その差は歴然です。

優れた才能を持つ子どもには、早くから自分の才能を発揮できる環境を整えるのが大人の役割ではないでしょうか?

そして、なにかにつけてスラッジが多いんですよ。

スラッジとは「合理的な行動を阻害する要因や仕組み」を指します。サラリーマンなら、税金のことなんて分からなくていい?そう、考えているんでしょうか。役所の手続きは複雑かつ時間がかかります。これは、手続きをすれば減額されるのに、手続きの方法がわかりにくいように設定しています。

確定申告や医療控除、子育て支援金の申請など、本来なら多くの人が恩恵を受けれるシステムなのに。。。手続きが複雑すぎて背陰性を諦める人も少なくありません。

そして、お金に対する知識の中で、税金に対する知識も同等に教える必要があります。社会に出て、いきなりお金の知識が必要になっても理解できません。若者はいきなり大きな壁に直面し、経済的な自立に時間がかかってしまうのです。

四則演算や歴史、文学といった教養は社会にでてあまり役に立ちませんからね。それよりもお金の知識を教える方が大事ではないでしょうか?

AIと共存する未来を作るには、教育の見直しが重要だと考えます。

ダイバーシティ的イノベーション

2022年の調査では、日本の外国人労働者数:約182万人(過去最高)となっています。しかし、過酷な労働環境や低賃金といった課題も山積しています。

主流なのは肉体労働ですよね。言語や文化の違いもあり戸惑うことも多いと思います。ですが、この肉体労働はやがてAIに置き換わる。そうなると外国人労働者の働き方も変わってくるでしょう。そこで、重要なのがダイバーシティです。

アメリカやシンガポールのように多文化共生、Googleのような多国籍チームがこれからドンドン増えるでしょう。

そして、その中からイノベーションは生まれます。

AIは言語の壁を取り払い、異文化コミュニケーションをスムーズにします。まさに、多様性にとんだ日本になるでしょう。

日本人が外国人の視点を取り入れることで、グローバル市場に対応した商品開発もできますよね。新しい価値を生み出せる日本になれる。インバウンドの需要も高まるでしょう。これにより、地域活性も見込めるかも知れません。

教育だけでなく、労働の部分でも日本は変わらないといけませんね。

老害は恥を知れ

ミドル世代以上の人は、恥を知る必要があります。バブル崩壊後、変化を恐れ「現状維持」に甘んじたこと。それが成長機会を逃してきました。

テクノロジーの進化、グローバル化に追いつけなかった責任もあります。若い世代が安心して生活ができるように出来なかった責任。若者に失望させてしまったことも多いでしょう。我々が現状に甘んじた責任を若者につなげている。

言い訳をすれば、自分のことで精一杯だと言えます。ですが、そんな中でもできることは沢山あったはずです。

それを見て見ぬふりをし、臭い物に蓋をする。どれだけ日本を停滞させてきたかと思うと、後悔しかありません。我々とは生きている時代が違います。進化の速さも違います。何もかも違うんです。これは、政治家や経団連だけの責任ではありません。

ミドル世代以上の人間、すべての責任です。恥を知り、責任を持って未来につなげたい。次世代を育てることが我々が果たせる最も大きな役割じゃないでしょうか。

まとめ

酸いも甘いもバブルも経験してきたからこそ、今ならわかります。AIやロボット技術により、少子高齢化がアドバンテージとなります。グローバル化にも対応できるでしょう。失われた30年を取り戻す時期がきたんです。確実に日本は再生します。

これからはテクノロジーとともに進化することが重要です。

自動化なくして、日本が生き残る術はありません。この国をより良くするのはテクノロジーです。世界に誇れる商品も作れるでしょう。

AIに仕事を奪われると言う心配は不要です。

重要なのは、AIを使いこなし人間にしかできないことに集中するだけです。我々もまだまだ勉強が必要です。そして、その知識や経験を次世代につないでいく。そうすれば、強い日本になれるでしょう。いえ、強い日本にしないといけません。自分たちは関係ないと突っぱねることをしてはいけない。

先送りにしていた経済復興をみんなで実現していくしかないんです。


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