「ユダヤ式Why思考法」ユダヤ式思考法とは?
はっきり言って、読む価値はありません。著者はユダヤ人にまでなり、宗教にもドップリです。また、日本人の悪い部分を切り取り揚げ足を取っていると感じます。
ユダヤ人はスゴくても
有名なユダヤ人は沢山います。本当に素晴らしい業績を残していますよね。その部分は日本人のみならず、世界規模で見習いたいものです。
ただ、ユダヤ人にまでなった著者。あなたがスゴい訳でないんです。思考法を伝授しようと思っているのかも知れませんが、まず、読者に対して敬意がありません。そして、あなたが思考停止していませんか??
決めつけも思い込みも激しいんです。
「ユダヤ人は〇〇と考える(議論する)。日本人は□□と考えてしまう(議論しない)」こういった言葉が随所に盛り込まれています。
日本人はそこまでバカじゃない
日本人は子どものころから疑問を持たないような口ぶり。そんなことはないでしょ?子どもでも大人でも興味を持って何かをしますよ。
もし、子どもころから疑問や興味を持たないなら、ノーベル賞を取る人も大学などで研究者として生きる人もいないということになります。そういった部分は欠片も書かない。ただただ、日本人は思考が足りないとこき下ろしているだけ。
そもそも、日本人は議論するほどでもないことをわざわざ議論しません。
日本人が辟易しているのは、アホな話を熱々で議論しているからです。もっと建設的な話なら議論のしようもありますが、中身のない話を延々とされてもねぇ?
後、ハエの話がありました。ハエを飛行機と・・・みたいなことです。そして、ドローンを作った人はハエから着想した。とか憶測です。
このような憶測も多々出てきます。本当に何がしたいのか理解に苦しみます。
まとめ
正直言って、全部読めませんでした。いや、読みたくなくなるんです。それほど、ヒドい内容なんですね。日本をよくしようと思っているのかも知れませんが、悪い言い方をすると「ユダヤ人かぶれ」です。
全部読まなくても、斜め読みでも十分。
石角完爾さんの本は2度と手にしないでしょう。
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