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「マーケティング脳で考えればうまくいく」現役まーケーターレビュー

書評

マーケティング脳で考えればうまくいくのか!?

評価 :0.5/5。

【マーケティング脳】本当にこのマーケティング脳や思考と言うのは大事です。また、マーケターではなくても、私生活やビジネスにも応用できます。その前提のもと、現役マーケターが本気でレビューします!

そもそもターゲットは?

いったい、誰に向けて書いていたのでしょうか?つくづく疑問に思います。読書のスピードが早い方なら1時間もかからず(30分程度)読めるほど内容が薄いんですよ。ターゲットが中学生、もしくは高校生ぐらいなら納得できます。

ですが、こうすれば良い。ああすれば良い。といった部分はビジネスをしている方に向けてだと思うんですね。

ただ、それにしては内容が薄すぎます。新卒の方でも響かないんじゃないかな?難しくないように、分かりやすいに書かれたのでしょう。

しかし、そうなるとターゲットが全然見えてこない。。。

マーケティングとは?

専門用語を使わないように。とありました。確かにありません。が、マーケティング脳ではありません。どちらかと言えば、マインド論です。

それに、社会人として働いたことがある方なら確実に遠い過去の話です。目新しいさは一切ございません。それに、マーケティングと言うには中途半端なんですね。それらしくは書いてありますが、全然違います。この書籍でマーケティングを初めて知った方。ご愁傷さまです。

文中に「KPI」というワードが出てきます。KPIというのは重要業績評価指標と言い、中間目標として設定するんですね。

それを、そこから逆算する。と書いてあるんですが、中間目標から逆算っておかしいでしょ?KPIを出すのなら、KGI(最終目標)を達成するための中間目標でなければいけません。そして、KGIから逆算するためにKPIを使うんですよね?そして、KSF(主要成功要因)を洗い出す。

ここまでしてマーケティングの考え方です。

このように、中途半端であり理解していないことがアリアリと伺えます。あまり例えを出しても同じようなことばかりなので割愛しますが、中途半端に伝えるなら伝えない方がマシです。

自分は頭が良いと思っている愚か者

これも文中に出てくるワードですが。これ、必要ですか?(笑)

頭の良い方と頭が良いと思っている愚か者の方を比較をしてるんですけどね。個人的には表現が稚拙に思いました。もっと、言い方があるんじゃないか?と。

そもそも、ビジネスにおいて、頭の良し悪しで決まるものではありません。段取りであったり、プライオリティの付け方など方法は色々あります。ここでのワードも中途半端なんですよ。こんな浅瀬の部分を書いたところで、読者には伝わらないでしょう。

だって、考えて見て下さい。学生時代に勉強が出来たからってビジネスではうだつの上がらない方もいるんですよ。実際

トヨタのなぜなぜも引用されていましたが、それならそれで、もっと深みを出さないとトヨタのやり方が悪いと思われます。引用するならしっかりとページを使い、もっと深くまで真剣に書いて欲しいと思いました。

まとめ

  • ターゲットが不明瞭
  • マーケティングを理解していない
  • どの目線で書いているのか?

個人的には、すぐにゴミ箱行きの本でした(笑)

この記事を読まれた方に伝えたいとするなら「マーケティングはこんなに浅くもないし、もっと活用方法はありますよ!」と言うことです。

そして、この書籍は時間とお金のムダになるので手に取らなくても大丈夫です。

あー、なんか、これ以上書くのも面倒くさくなてきたので終了しますw

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